柄とカラーで、落ち着いた“秋色”を演出

今回は秋号ということで、“秋色”を意識して、どことなくツイード地を思わせるシンプルな柄で織ってみました。糸は茶色をベースに、少し落ち着いた雰囲気になるよう色を選んでいます。

柄自体はシンプルだけど、裏と表で雰囲気が全く違う感じに。そのどちらを使ってもいい、１つで２つの表情が楽しめる柄なのです。また回転数をかえることでも変化を付けられるので、もしかしたら“１度で３度おいしい”かもしれません。さらに配色を変えることでも、一気に違うイメージの作品ができそうです。

自由度の高いパターン。織り上がったものは、カバンの持ち手をはじめ何かを作る際に使いやすいと思います。いろいろ試して楽しんでみてください。

 

vol.83　2022・秋号より