バースからオックスフォードへ、博物館という器の旅

糸を旅する

ノリッジの鉄道駅舎

かつての繁栄を偲ばせるノリッジの鉄道駅舎

郊外に住むサンドラさんは、私が居た大学に留学生として来ていた東洋絵画の修復家。ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館を退職後、空気の良い田舎で暮らしている。彼女が編んだティーコゼーを、私がずいぶん面白がったからか、帰りにプレゼントされたのは忘れられない。そういえばガンジーセーターの話しを初めて聞かせてくれたのも彼女だ。

ハンス・コパーの作品

ハンス・コパーの独創的な作品

会話の中でルーシー・リー1902~1995/ナチスの迫害から逃れるためにウィーンから渡英)とハンス・コパー(1920~1982/ドイツ出身)の名前が出た。

そこからほど近い東アングリア大学付属美術博物館に出かけてみると、古今東西の美術作品と充実した民族資料の展示が素晴らしく、新築されたばかりの大学の美術博物館のスケールと心構えに思わずため息が出る。