今まで自分で考えて、なんとなく編んできたことのある方法がほとんどでしたが、「なるほどね」という花もありました。かぎ針編みでは形が作りやすそうですが、棒針編みとなると巻き薔薇風が作りやすく、立体的なので豪華な感じに作れそうです。

コード編みで紐を編んで花の形にするというのも１つの方法で、これは作ったことがあります。『Knitted Flowers』ではフェルティングをしていて、これはいい方法。編みっぱなしよりも形がしっかりしそうです。

結局、いろいろ考えた中で一番気に入った花は初めての方法でした。それは細い花弁を編んで重ねる方法。７目の作り目をしたら、そのまま伏せどめにして続けて８枚編みます。これが外側の花弁で、内側は６目で６枚の花弁を作って重ね中心には短いコード編みを二つ折りにして中心を絞って縫い付けてまとめました。

最初はフィンガレスグローブにつけるつもりでしたが、リチさんと同じようにまずはブレスレットにしようと考え、５センチ幅くらいのガーター編みで自分の手首の長さより少し短めにボタンで留めるようにします。そこに花を４個と何枚かの葉をまとめてとじ付けてみました。