スウェーデンの暦を楽しむ
クラフト自由帖
カレンダーの絵を通してスウェーデン各地の景勝地を知ったり、楽しんだりできるところがこのカレンダーの良いところ。ランドスカープは25あるので、1年では一巡できないし、いまだに知らない名所がでてくるので飽きることがありません。
もう一つ、このカレンダーの良いところは、季節行事が日付に描かれていること。有名な夏至祭の日の花のリース、世界一くさい食べものとして名高い「シュールストレミング」のプレミアの日は魚の絵、シナモンロールの日にはシナモンロールが描かれています。さすがにシュールストレミングを日本で食べたことはありませんが、絵の食べ物をその日の献立に反映させたり、季節のお祝いをしたりしています。
時計をサマータイムに設定する3月末の日曜日と、もとに戻す10月末の日曜日には、懐中時計の絵が描かれていました。今年からサマータイムが廃止されるため、懐中時計の絵は今年3月が最後になりました。カレンダーを通して知った時代の流れでした。