長い活動を支えた「できるだけ」というスタンス

図柄はメンバーがアイデアを出し合い、旅先や日常で印象に残った風景や物をモチーフにしています。これまでに４７７点ものカードの図柄が創られてきました。カードには図柄ごとに名前が付けられています。

私が気に入っている１枚は「中世のタペストリーから」（上）。フランス国立クリュニー中世美術館所蔵のタペストリー「貴婦人と一角獣」の展覧会が日本で開催されたとき、タペストリーの千花模様にインスピレーションを得てできたデザインだそうです。色の重なりが美しい１枚です。

昨年のデザイン、４７７番目の作品は「自転車で行こう」（左）。今年の新作のデザイン案もいくつか上がってきたところ（右）。どんな図柄でも新作は必ず買いたい、というコアなファンもいるほど。冬に向けてクリスマス柄の製作も始まっていました。