宙を彩る自然の色と光と影

Te・ひと・作品個展REPORT

『昼となく夜となく』

「大学で織り以外の分野を学んだこと、仕事で和から洋までいろんな織りの世界に触れられたこと…。みんないい経験、無駄ではなかったですね」

創作の姿勢のみならず、自らの境遇についても「思い通り」であることに執着しない。共に織りを学んだ仲間など、歩んできた道の途中でさまざまな出会いもあった。

あるがままを受け入れ、あらゆるものに感謝し敬う日本古来の精神にとても近いスタンスで、自分の来た道を振り返る。その生き方、考え方もまた、作品の色となって、表れているのかもしれない。