英国・テキスタイルの歴史と今(後編)
文・写真/ひろいのぶこ
パディントン駅構内のアングリア号
レンタカーで始まった旅は鉄道に乗り換えてロンドンへ、そこから地下鉄で博物館や美術館をめぐる。朝から日が暮れるまで、歩きに歩く。そういう欲張り旅には、暗くなるまで日の長い夏が良い。
着色したコーヒーフィルターを使ったショーウィンドウ
ロンドンは、さすがに見るべきところが多い。大英博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)、ロンドン博物館、キューガーデン、現代美術のテート・モダン、そして今なおモリスのデザインが商品棚に並んでいる老舗百貨店などきりがない。