こよみ古今 の記事一覧
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こよみ古今「冬」御神渡り
2020.12.1 湖の南岸には諏訪大社の上社、北岸には下社が鎮座していて、御神渡りは上社の男神が下社の女神のもとへと渡る道であると言い伝えられてきました。その道が出現すると、古式にのっとり神事を執り行い、氷が走る方位などによって吉凶を エッセイ 冬 旅 -
こよみ古今「秋」晩鐘
2020.10.1 フランスの広大な「フォンテーヌブローの森」のはずれにあるバルビゾン村周辺には多くの画家が滞在し、美しい森や農民の暮らしを描いた名画を残しました。その代表格が、『晩鐘』などで知られるジャン=フランソワ・ミレー(1814 エッセイ 画家 秋 -
こよみ古今「夏」西瓜 スイカ
2020.8.1 赤い果肉をガブリ!と噛むと、ほとばしり出る甘い果汁…暑い夏、よく冷えたスイカは、うれしいごちそうですね。でも、世界中にある多種多様な「スイカ」は日本で一般的に知られているように、赤い果肉を食べるだけではないようです。 エッセイ 夏 食べ物 料理 -
こよみ古今「春」ランドセル
2020.4.1 オランダからもたらされたバックパックは、伊藤博文が大正天皇の入学のお祝いに献上した「箱形の通学カバン」に形を変え世間に浸透。日本で独自の進化を遂げ、いまや世界で「大人のファッションアイテム」としても使われています。 エッセイ 春 歴史 -
こよみ古今「春」春の海
2008.4.1 “春の海 終日のたり のたりかな” 陽気に誘われて、まるで午睡にまどろむかのように凪いだ春の海。そこにたゆたう緩やかな時の流れをも詠み込んだ、与謝蕪村の一句です。この句は淡路の島影を望む景勝地・須磨浦(兵庫県)の眺め エッセイ 春