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『ミ・ト・ン』小川糸 著
2020.12.1 冬の読書には、こころ温まるこの一冊を小さいころから手ほどきを受け、思いを託して贈るミトンかのラトビアをモデルに描かれたメルヘンチックなお話です。 物語の舞台は、ラトビアをモデルにした「ルップマイゼ共和国」。その国家が vol76 ミトン 小説 手仕事 本 縫う 連載 -
こよみ古今「秋」晩鐘
2020.10.1 フランスの広大な「フォンテーヌブローの森」のはずれにあるバルビゾン村周辺には多くの画家が滞在し、美しい森や農民の暮らしを描いた名画を残しました。その代表格が、『晩鐘』などで知られるジャン=フランソワ・ミレー(1814 エッセイ 画家 秋 -
たのしいカード織り|No.2
2020.10.1 色の組み合わせで、チェックにも市松模様風にも! 今回紹介する柄は、色の選び方で印象が変わります。ポップな色味の組み合わせで織るとチェックのように、和の色(例えば紅×白)で織ると市松模様のような印象に…。色を選ぶのも楽 オリジナルコットン カード織り コットン 作る 秋 織り -
紡績会社がPCR検査試薬を製造
2020.8.1 コロナ渦で日本の繊維業界が、暑い夏にむけて接触冷汗素材「アイスコットン」を使用したマスク製造に取り組むなど「ものづくり」の力を見せました。そんななか、思わぬところでも明治15年創業の老舗紡績会社の名前を見かけました。 PCR検査 レーヨン 不織布 再生繊維 植物繊維 糸 紡績 連載 -
こよみ古今「夏」西瓜 スイカ
2020.8.1 赤い果肉をガブリ!と噛むと、ほとばしり出る甘い果汁…暑い夏、よく冷えたスイカは、うれしいごちそうですね。でも、世界中にある多種多様な「スイカ」は日本で一般的に知られているように、赤い果肉を食べるだけではないようです。 エッセイ 夏 食べ物 料理 -
ウール100グラムのマリーゴールド染めレシピ
2020.8.1 お花マリーゴールドの染材を使って、ウールの糸を鮮やかな黄色に染めました。マリーゴールドの染色は染める素材や媒染剤によっても変わります。季刊誌teの体験レポート『おうちで染色!』からマリーゴールドを使った染めのレシピを ウール 体験 染める 染色 -
『ロックンロールミシン2009』鈴木 清剛 著
2020.8.1 布の断片を形にしなくては意味がない!ペダルを踏むと、ダダダダダダ… と鳴り出すロックミシンの音。服づくりに懸ける若者たちのひたむきな思いが刻むリズムはまさにロックンロール!熱い青春ワーキング小説です。 主 作る 小説 本 縫う 連載 -
こよみ古今「春」ランドセル
2020.4.1 オランダからもたらされたバックパックは、伊藤博文が大正天皇の入学のお祝いに献上した「箱形の通学カバン」に形を変え世間に浸透。日本で独自の進化を遂げ、いまや世界で「大人のファッションアイテム」としても使われています。 エッセイ 春 歴史 -
たのしいカード織り|No.1
2020.4.1 一度で、2度おいしいパターン…? 「手軽にいろんなパターンが楽しめる」と人気のカード織り。そのアイデアを紹介する新コーナーです。今回は、丸くてかわいらしい印象の柄を、春をイメージするさわやかなグリーンの濃淡で織ってみ オリジナルコットン カード織り コットン 作る 春 織り -
『藍の糸』(着物始末歴 二)中島 要 著
2020.4.1 洗うたびにさえる藍の色大江戸・神田の長屋で、古着直しを生業とするきものの始末屋「余一(よいち)」。彼を取り巻く人々やきものにからむドラマを描いた全10巻シリーズの第2巻表題作を紹介します。 自らを「きものの始末屋」と 小説 本 染める 連載 -
『おじいちゃんのコート』ジム・エイルズワース 文
2020.4.1 家族の歴史に添い続けるテキスタイル古くなったコートをリメイクして上着に、さらにベストに…。愛着あるモノを最大限に生かすのは、ステキなこと――そう気づかせてくれる1冊。コートが不要になるこの季節にこそ読んでほしい絵本で 小説 本 縫う 連載 -
『刺繍』島崎藤村 著
2019.4.1 文豪の作品に見る「明治の手芸」「初恋」「椰子の実」などの詩や大作「破戒」「夜明け前」など種々の作品で知られる島崎藤村が著した短編小説。スマホやPCで自由に読める「青空文庫」収録作品です。 50歳を超す年齢ながら若々し vol.78 刺繍 小説 文学 本 縫う 連載