オリジナル糸・織機・輸入クラフト用品のお店
『te(て)』記事より
今年の夏の暑さは予想をこえ、太陽は容赦なく日本列島を焦がしている。今回取り上げるウズベキスタンを巡ったのは2007年の晩夏、日中は40℃を超えていたオアシスの旅を思い出すにはうってつけである。 友人のアメリカ人染織研究家から、行きましょうと声をかけられた私は、二つ返事でウズベキスタンの首都タシケント行きの航空券を手配した。同行者はアメリカ各地から集まったテキスタ
2024.11.19
アヌー・ピンクさんのワークショップ 前回に続き、エストニア・ヴィリャンディでのでの「クラフトキャンプ」のレポートをお届けします。 4日目は遠足。好きな行き先に参加するのですが、私はアヌー・ピンクさんのお店でワークショップを受けるコースに参加しました。アヌー・ピンクさんは『ムフの手仕事』『エストニア伝統ニット1・2』などの著書があり、エストニア
2024.09.11
『Craft Camp』とは クラフトキャンプは2014年から始まり、2020年と2021年は開催されませんでしたので今年(2023年)で8回目となります。 主催はタルトゥ大学のヴィリャンディにあるカルチャーアカデミーです。目的はエストニアの伝統的な手工芸の技術を説明することによってエストニアの手工芸品を紹介し、それらの技術の現代的な使い方を
2024.08.06
『ゴールディのお人形』 M.B.ゴフスタイン作・末盛千枝子訳 『テキスタイル文学館』は、ておりや通信『te』のシリーズです。「ものづくり」「クラフト」に目をむけて、本をご紹介し、楽しんでいただこうと連載されました。「編み図」や「作品」の本ではなく、「ものづくり」に関係のある、また印象的なシーンが含まれる「文学」をご紹介します。「もっと読みたくなった!」と思わ
2024.07.06
島の緑、草木の色を感じる展覧会 ~色波~ironami 鑑賞レポート "瑠璃の森"-濃く深い青の宝石、藍の色、そして森の色を連想します。シーズンテーマであるこの言葉には、Veriteco(ヴェリテコ・浅田美樹雄、真理子夫妻のユニット)のお二人が暮らす日常の景色を届けたいという思いが込められています。そして畑で育てた藍から染める自分たちの藍染めの魅力を伝えたい
2024.05.27
「日本のテキスタイル」を発信するJFWジャパン・クリエーション2024 「この春・夏は、どんなモノをつくって、使って、楽しもうかな?」。そんな気分になる季節ですが、テキスタイル・ビジネスの世界は、ひと足早め。すでに秋冬に向けての商品づくりも進んでいます。 その秋冬のトレンドとして注目したいのが「手仕事感」。昨秋、東京で開催された繊維の総合見
2024.05.13
つくること
手軽にいろんなパターンを楽しむことができる『カード織り』 『カード織りスターターセット』は内容、解説本ともに、初心者の方におすすめする商品ですが、もっといろんなデザイン、パターンを教えて欲しいというお客さまの声もおききしますので、『カード織りスターターセット』解説本に載っていない、カードの枚数も少なく、簡単に、手軽に織れるデザインをご紹介します。 また同じ
2024.03.04
7月のプルミエール・ヴィジョンテーマは「環境に責任を負うべし」 3年前、このコーナーにて、パリで聞かれる世界最大級のファッション見本市「プルミエール・ヴィジョン」(PV)について紹介しました。この7月には、2024~25年の秋冬に向けてのPVが開催され、日本からの出展者は昨年7月時より増加。会場に足を運ぶ人も多かったようです。 「サステナビ
2023.11.27
糸のこと
「ジャパンウールプロジェクト」が5トンを超える新毛を収集 2022年7月7日、日本の羊毛を、日本の工場で製品化することに取り組む「ジャパンウールプロジェクト協議会」(JWP)が今年の新毛を収集。 愛知県一宮市にある毛織物メーカーに、国内26の牧場から5トンを超える脂付きの原毛が届いたというニュースが入ってきました。 同月26日、同市の染色会社ではJWPと
2022.12.07
まだまだ寒さが続く季節、暖かい小物づくりなど楽しまれていますか? 今回は、この季節に使いたくなる毛糸のお話。ておりやのウール糸にも多い「紡毛糸」の中から、ふんわり柔らかい感触と軽さが魅力の「単糸」についてご紹介します。 紡毛の単糸・3つのメリット 紡毛糸とは、ウールをはじめとする短い繊維を絡ませながら引き出して作る糸のこと
2022.02.10
カテゴリー
最新の記事
これまでの記事