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チクチクしない毛糸をお探しの方に|eウール

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2021/02/19

セーターを持つ女性


「ウールは暖かいけれど、肌に触れたときのチクチク感が苦手…」
「チクチクしない毛糸があればいいのに…」

そんなふうに感じている方、ておりやのオリジナル糸「eウール」をご存じですか?

この毛糸の原料はウール100%。なのに肌ざわりは驚くほどやわらか。
チクチクが気にならないので、デリケートな首回りの肌に触れるセーターやマフラー、カサカサしがちな手にはめる手袋など、肌と接触するアイテム作りに喜ばれています。




チクチクしないのは、繊維が細いから

 

繊維の拡大


毛糸のチクチクの大きな原因は、その繊維の太さにあります。

人の肌の感覚は、わずか5μ(ミクロン/1ミリの200分の1)ほどの微細な素材の太さの違いを感じ取るほどに繊細です。
特に日本には肌が薄く、産毛も少なくて、敏感な方が多いようです。

毛糸の原料は、太さ20ミクロン以上の羊毛を紡いだものが一般的ですから、この太さだとデリケートな方だと肌に刺激を感じ始めるようです。


しかもウールは自然素材であり、羊毛の太さは羊の種類や年齢、部位、あるいは飼育環境などによって大きなバラつきがあります。
場合によってはかなり太い繊維が混じることもあり、これが肌を刺してチクチクするのです。


一方、eウールに用いている羊毛の直径は、わずか18・5μ(ミクロン)。
つまり1ミリの50分の1以下。
繊細な人の肌に触れても刺激を感じにくい細さです。


18・5μ(ミクロン)の羊毛を使ったレアな糸

 

e woolの毛糸


18・5μ(ミクロン)の羊毛は希少で、業界でも贅沢でハイクラスな素材として取引されています。
この素材でチクチクしない毛糸を作ってお届けしたい―と、試作を重ねて誕生したのが、eウールです。

ただし18・5μ(ミクロン)の繊維で紡毛糸を作るのは、そう簡単なことではなく…。
ここまで細い羊毛で紡毛糸を作るなら、6番手が限界。それ以上の太さに紡ごうとしても、機械に繊維がからんでしまい、「糸」の状態にならないようです。

そこで肌ざわり抜群の素材感を生かすため、ふんわりと甘撚りにし、限界の6番糸を2本撚り合わせて、編みやすい太さの糸とすることにしました。

eウールは、紡績・染色も日本国内でおこなっています。
「この糸は、他では作らないよな~」
協力してもらっている業者さんからそんなことを言われながら作り上げた、なかなかお目にかかれないレアな毛糸。
ておりやが自信をもってお届けする毛糸です。


洗うことで、素材本来の風合いに

 

セーターと洗い桶


eウールのような紡毛糸は、紡績の過程でオイルが使われています。

そのオイルを洗い流すと、質感が一変! 
ふわっと、やさしく、柔らかく…素材本来の風合いが現れます。

「大切な作品を洗って大丈夫?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「水通し」は、ニットの仕上げに広く用いられている方法です。

eウールも、やさしく洗ってオイルを流すと、驚くほどのふんわり感が…。
まさに糸が〝化け〟ます!
作品が仕上がったら、やさしく手洗いして、ぜひ18・5μ(ミクロン)の素材感をお楽しみください。


★ニット作品の洗い方のポイント★


①ぬるま湯・おしゃれ着用洗剤を用い、手洗いします。

②型くずれを防ぐため、平干しにします。

③アイロンはスチームを軽くあてる程度に。



eウールについては、こちらでも紹介しています。ご一読ください!

eウールはておりやでご購入いただけます。
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